2016年3月16日水曜日

電動ドリルを使わずFused Claptonを巻く





自分だけかもしれませんが、クラプトン作りにはある程度の意気込みが必要になってきます。
電動ドリルや万力を持ち出してセットアップしたり、ちょっとしたイベントになってしまうからです。


夜中にクラプトンを作りたくなり、仕方なく手に取ったピンバイスでしたが
これが思ってたほど苦にならないんです。お手軽だし。
巻くだけの作業は10分足らずなので、何かを聞きながら作業してればあっという間です。

3/25更新
超簡単 不器用でも失敗無し お手軽Clapton wire製作」で紹介したクリップを使えば
動画やTVに集中しながら巻くことも可能です。


使ってるのは小学生の頃に買ったタミヤのピンバイス。
今回はSS316L コア26awg x2/アウター34awgのFused Claptonを作ります。
方法は電動ドリルで作るのと変わりはありません。



まず、12~13cmほどの26awgを捻ってストレートにしたのを2本作ります。



2本が開かないよう捻りとめます。プライヤーが2つ無くてもピンセットで捻れます。
反対側のワイヤーの先端をテープで留めとけば、回してる間に2本のワイヤーが遊びません。
その上から34awgを少しだけ撒きますが、電動ではないので適当で大丈夫です。
(自分の場合は、最初に34awgをスプールから1m強ほど引き出して作業してます)



あとは指先というか爪で34awgの根元を押さえながらひたすらピンバイスを回転させるだけ。
(途中で撮影するつもりでしたが、完全に忘れて最後まで巻いてしまいました・・・。)
ワイヤーが捻れますので、逆回転させた後にプライヤーで修正して出来上がり。




デュアルですと同じ作業を二回するわけですが
一回で作りたい場合は、長くなるので万力等にスイベルを噛ましてワイヤーを繋げた方が確実です。


クラプトン製作だけのためにドリルは買えないという方は如何でしょうか。
タミヤのピンバイスの値段を調べたら千円ちょいでした。
(ワイヤーの太さに合ったホルダーが付属してるピンバイスを選択してください)


クラプトンを知ってしまうと普通のワイヤーには戻れないとよく言いますけど、完全に自分もその中の一人です。
ワイヤーが太くなるにつれて薄れてしまう味の深みがよみがえって来る感じでしょうか。
ツイストでも物足りなくなります。

よく言われる立ち上がりの遅さは、制御系のModを使えばパワーを上げるだけで解決できます。
特殊なゴツいビルドでなければデュアルコイルでも100w超えのModが無くても十分楽しめます。


ドリルをお持ちの方にグッドニュースです。
このアイディアには脱帽です。








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