2016年2月13日土曜日

電子制御系MODの安全神話が崩れた日






一般的に電子制御系のMODは安全だとされています。

実は、この「電子制御=安全」が一人歩きしてしまって
意外と危険な状況になっているのではないかと思っています。


間違いだらけのバッテリー選び」 でもちらっと書きましたが
電子制御系MODを使ってる方々のバッテリーに対する無頓着さが目に付きます。
多分、勧める側も「これは安全だから」の一言で詳しい説明もせずに伝えているのではないでしょうか?


今から1年半くらい前までなら、ある程度は通用したのかもしれませんが
急激なMODの進化により、「安全だから」じゃ済まない状況になってきました。

下の画像はDNA40とSigelei 50w mini V2の仕様表から抜いたものです。
DNA40の入力電流の最大値は16Aになっています。
Sigelei 50wでは20Aとなっています。
因みに、Vapor shark rDNA40では LG HE2 2500mAh 20Aが推奨されていました。



今思えば、この頃から意識を変えるべきだったのではないでしょうか。
適切なバッテリーを選ばないと安全とは言えなくなってきてます。



自分の使い方なら大丈夫と言われるかもしれませんが、
そんな個人的な使用法なんてどうでもいいのです。
問題は、その使い方をするあなたが他人にどう発信するかに意味があります。
受け取った側が全員同じ使い方をしてくれるとは限らないですから。

過剰に危険を煽ってるように思えるかもしれませんが
しょぼいバッテリーを選んだ人がMax付近で使用する可能性は大いに考えられます。
去年もBox Modが燃える事故が何件か話題になってましたが
レートの低い質の悪いバッテリーが原因と推測されたものもありました。


DNA30の入力電流の最大値は12Aでした。
この頃なら、しょぼいバッテリーでも何とかなったかもしれません。



しかし、最近のモデルを見ると完全にハイドレインのバッテリーが要求されています。




スペックが公開されてなくても注意書きがあったりします。




メーカーが忠告しているのに、あえて無視する理由はあるのでしょうか?

小型のデュアルバッテリー式が次々と市場に現れ、初心者ですらペアリングの知識が必要となってきました。
バッテリー内臓式のMOD以外は、無条件で安全とは言えない時代に突入してしまったのです。







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