2016年2月20日土曜日

DNA200 ソフト&ファームウェア v1.0.39更新






気付くとEScribeのv1.0.39が発表されていました。
まだテスト段階で、推奨されているのは一つ前のv1.0.35.2です。

EScribeを更新すると、ツールバーにデバイス側も更新できるとの表示が出てきます。



とりあえず内容のコピペです。

[TESTING]
*** 2016-02-12 EScribe 1.0.39 ***
https://www.dimensionengineering.com/software/SetupES_2016-02-12.exe (52MB standalone installer)

This version features:
(1) a new Materials tab where you can store and transfer material settings onto and from the DNA,
[We've included our Ni200, and Steam Engine's SS316 and Ti1. These will be upgraded in the future, if better data becomes available, and others added if others become common.]
(2) the ability to change a profile's material without EScribe, by holding down all three buttons while locked,
(3) Profile Name and Material Name can be displayed on-screen as custom fields,
(4) profiles now have a "Temperature Dominant" option, making temperature the main adjustment for a profile if you want to do so,
(5) for small batteries, in the Mod tab, you can reduce max continuous and pulse battery input currents,
(6) in Help->Language, you can override the language detection,
(7) Device Monitor has "Simulate Button Presses" for remote testing,
(8) Device Monitor can run Python scripts for scientific study and automation,
(9) the ability to adjust the temperature increment, and
(10) various OS compatibility and miscellaneous improvements.




Materialsタブが新しく追加されました。操作が変わるのでちょっと戸惑います。
Steam Engineからのファイルを取り込む際には、このMaterialsのタブから操作する事になります。
これに伴い、SS316とTitanium 1のプレインストールが追加されたので
初めてDNA200を使う方にとっては、設定に費やす労力が少し減るのかなと。




ロックされた状態で同時にFire、Up、Downを押すと、Profile1~8に割り当てられてた
ワイヤーの種類(TCR)を変更する機能が加わりました。

簡単に言うと、MOD側の操作でも順番を変えられるようになったのですが、
その時使ってるProfileだけしか変更できないので、複数を変更するとなるとロックしたり解除したり面倒です。
しかも、登録した名前がそのまま表示され、機能だけが変更されてしまうので混乱します。
また、ロック解除時に表示されるカスタムスクリーンも登録時のままの順番で表示されます。

戸惑ったのは私だけでなく、誰かが画像を上げてました。
上がProfileに付けられた名前で、下が変更したワイヤーになります。




TCRが実際に変更されてるのか疑問でしたが
変更後にMODからEScribeへセッティングを読み込み込ませた所、ちゃんと変更されてました。
Generalタブ → Profile1~8 → Coil Materialで確認できます。①

スクリーンの表示も変更できるようになりました。
今までは、スクリーン右側に大きく表示されるワッテージは変更できませんでしたが
GeneralタブでTemperature Dominantを選ぶとワッテージから温度表示に変更されます。②




使用するバッテリーの最大連続放電電流と最大パルス放電電流の数値を入れられるようになりました。
文章から推測するに安全性の向上でしょうか。

因みに、自分のDNAはDual 18650仕様でバッテリーはSamsung 25R5を使っています。
25R5のスペックは下記のようになるので、連続は20A、パルスはDNA200の最大値である23Aと入力しました。

Max. continuous discharge current: 20A
Safe pulse discharge ratings: 95A < 0.5 sec, 65A < 1 sec, 40A < 5 sec, 30A < 6 sec




Device MonitorのDiagnosticsボタンにSimulate Button Pressesが加わりました。
EScribeからFire、Up、Downをリモートコントロールできます。
初期設定のまま動作してしまうので、設定でUp、Downを反転させていると逆に動きます。
また、Up、Downをロックしてると動きません。




一般的な機能や操作の追加はこれくらいでしょうか。
使用してみても特に変わったようには感じられません。
パイソンスクリプトを実行できると言われても何がなんだか・・・。


ちょっと面白いことを耳にしました。
EScribeは細かい設定が多く、直感的な操作で扱えるソフトではないと思いますが
実はEScribeのプログラマーが大のMAC嫌いで、簡素化に対するアンチテーゼの表れだとか。
MAC版が予告だけで全くリリースされない理由もここにあるとか。
本人から聞いた話だそうですが、本当かどうかは分かりません。







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