2016年6月22日水曜日

ijoy TSS coil (notch coil) を試してみる






発売されてから買い物カゴに入れては出してを繰り返してたのですが
あまりにも欲しいものが無さすぎて、ついつい買ってしまいました。
どういった物なのかは「Wismec Notch coil と HorizonTech Mask coil の謎」の通りです。




ijoyのTSS coilならWismecのNotch coilより一回り小さい3.5mmを選べます。

内径:3.5mm
幅:8.5mm
抵抗値:0.25Ω
素材:SS、Nickel

サイズはほぼスペック通りですが、抵抗値はアトマイザーにセットすると0.2Ωを切るくらいにまで
落ちてしまったりします。
素材の詳細が漠然としすぎているのでijoyに問い合わせたのですが、今のところは返答無しです。


本体部分は見た目とは裏腹でかなりの強度があり、ウイック交換程度で崩れてしまうことは無いでしょう。
溶接部もしっかりしていて外れてしまうようなトラブルは今の所ありません。
フニャフニャな足の部分は、何度がやり直しをしていると簡単に折れてしまうほど脆いです。




コイルの立ち上がりはメーカーの説明通り。予想を上回る異様な早さです。
(と言っても、比較対象によって違ってくると思いますが・・・)
ファイヤーからほとんどラグを感じずミストが出てきます。
ほぼ同抵抗値のFused claptonと立ち上がりの比較を40wでしてみました。





肝心の味ですが、クラプトンと比較するとサッパリ薄味でミストも冷たい気がします。
ミストは細かく大人しめのコイルです。
Tsunami RDAにセットして散々吸った後でも、Modがリキッドでビシャビシャになる事が
ありませんでした。

クラプトン並の味の濃さ、ジューシーさ、暖かさを求めてしまうと
クラプトンを超える出力が必要となり、今度はイガリの問題が出てきてしまいます。
それと、使い始めで金属の味がするのも気になりました。



とりあえず、SS316Lのクラプトン用の設定でTCを試してみました。
熱落ちが早いので三度目も大きく乱れることなく動いています。



立ち上がりの良さとTCでの安定感がメリットになりそうですが、
落としどころが見当たらないので、これ以上突き詰めていく気力が湧いてきません。



結論を言うなら、「クラプトンと比較してはいけない物だった」くらいでしょうか。
常用したいとは思えませんでしたが、けっこう遊べそうな商品だとは思います。







1 件のコメント: