2016年4月27日水曜日

Innokin CoolFire 4 TC 100wが実測83.5wしか出ないお話し




DJLsb VapesでおなじみのDaniel氏がCoolFire 4 TC 100wのテストをしたところ
100wの設定で83.5wしか出ていないことが分かりました。
Phil Busardo氏に連絡したところ、やはり同じような結果だったそうです。
(4/27現在、まだyoutubeやブログには上がっていません。)


誇大表示の詐欺だと思ってしまいますが、残念ながら中華Modではデフォとなっており、
特に200wを謳うDual 18650のModではほとんどカタログ値に届いていません。
通常ならスルーなのですが、ここから先が興味深かったので取り上げてみました。


510コネクターのワイヤー接続部で計測すると86.2wに上がってます。



そして、チップ側からの計測では97.8wとカタログ値並の出力が出ています。
100wには届いていないものの、PWMだと最大値と最小値からの平均をとるそうなので、
結論を出すにはもう少し調べる余地があるとの意見も出ていました。
Daniel氏的には、ミリ秒単位で吸うわけではないので瞬間的な数値での判断には異議があるようです。



純正0.8mmのワイヤー(下)から純銅1.5mmワイヤー(上)に交換すると、
チップ上で計測した値と同程度まで上がり、より綺麗なシグナルになってます。



Innokinではチップ単体で検査し、パスしたものをワイヤリングしていくそうなので
チップ自体はそれなりの性能を備えているようです。
このテスト結果をInnokinに伝えたところ、改善するとの答えが返ってきたみたいです。
気になる方はもう少し購入を待ってみるのも良いかもしれません。
(100wより低い設定では通常の誤差の範囲で問題無いみたいです)

EvolvやYihiなどの同チップを使っているのに、メーカーや個体によって計測結果が違ってくるのも
この様にワイヤーやハンダ付けなどの細かい所が関わってくるからですね。

因みに
CoolFire 4 TC100wは2cellのLipoが使われ、カタログでは3300mAhと表示されいるのですが
実際には3500~3700mAhの容量があるそうなのでカタログ値よりお徳となっています。

Innokinの製品は、安全性を含めて他の中華メーカーより評価が高いことが多いのですが
今回のCoolFire 4 TC 100wでもチップとLipoの間にはヒューズが取り付けられ
少なくともTeslaのような事故は避けられると言及されていました。


アトマイザーを装着すると毎回この表示が出てくるみたいですが、初心者には凄く良さそうですね。
モードを間違えて動作しなかったりとかもありそうなので、よく理解してない人でも混乱することなく使えそうです。







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