この手の話題にはあまり興味が無い、というか特に主張したいと思った事も無いのでスルーしていたのですが、知人から意見を求められたところ、それをブログにしたら?と促されたので今回はそれに乗っかって個人的な見解を述べてみたいと思います。
まず始めに、個人的には未成年のvapeについて良いとも悪いとも言うつもりはありません。
法律で定められていない以上、私が勝手に判断できるものではないと思っているからです。
ニコチンの有無で年齢制限が決まっているわけでもありませんので、何とも悩ましい限りです。
是非については上記の3行で完結してしまう程度ですし、未成年への規制と言われても引っ掛かるのはニコチン程度しか思い浮かびません。
ネット上では様々な意見が交わされていますが、どれをとっても今一つピンとこないのが正直なところです。
以降は未成年のvapeに反対する方々の意見に対して素直に同意できない点を述べてみたいと思います。
倫理的、道徳的な観点で未成年のvapeに反対されている方もいらっしゃいますが、はたして社会慣習などによる共通認識として確立しているのでしょうか?
新しい分野でもありますし、まだ個々の主観による判断でしかないのではないかと思うところがあります。
主観を述べるのは自由ですし、ショップの場合はリスク管理もあるので販売しないのも自由ですが、共通の認識として人に押し付ける根拠としてはまだまだ弱い気もします。
未成年がvapeをしている姿を見てどう思うかと聞かれたら、正直あまり良いものだとは思えませんが、それは無意識に法律で規制されているタバコと関連付けたことによる個人的な善悪の価値観からきた嫌悪感であり、つまり過去の経験(タバコの例)から導き出した自分なりの道徳観なのでしょうが、vapeも同じ扱いをして良いのか疑問に残るところがあります。
仮に、その嫌悪感が既に共通認識だとするのであれば、道徳上ではタバコと同列になりvapeのあらゆる可能性を消してしまうのではないでしょうか。
取り扱いの危険性なども言及されていますが、これは単純に未成年と成人で区別をつけられないと思います。
未成年でも知識を備えている人もいれば、成人であってもいい加減な知識でやっている人もいるでしょう。
未成年であろうが成人であろうがやらかす人はやらかしてしまうでしょうし、年齢により事故の被害が変わるわけではありません。
これを理由に規制をするのであれば、どちらが事故を起こそうが必要となってしまうのではないでしょうか。
そしてvape自体の危険性ですが、ニコチンに焦点を絞るのであれば納得できます。
問題はノンニコの場合で、確かに未知な領域ですので吸わない方が確実なのでしょうが、そもそもよく分からないものを規制の理由にできるのでしょうか。
また、危険性を理由に未成年への法規制を声高に訴えたところでブーメランとなって返ってきそうな気もします。
因みに、未成年のvapeを擁護するつもりはなく、反対する方々の気持ちも理解できなくはないのですが、もし反対をするのであれば、感情抜きでそれなりの論理的な裏付けが必要になってくると思います。
しかし、どの理由も結論ありきの後付け感が否めなく、いまいち腑に落ちないわけです。
この種の話題を追って行くと、未成年のモラルうんぬんより大人の身勝手さの方が問題ではないかと感じることが多々あります。
vapeの規制を恐れるがゆえに感情的に未成年への規制を求める発言の数々なのですが、それらは未成年への配慮ではなく、完全に自分らの都合による締め出しとなってます。
不確定な理由をでっち上げ、レッテルを貼り、「自分にとって都合の悪いもの、気に食わないものは排除、規制せよ」ってなわけです。
例は出しませんが、別の件でも好き勝手言い放題の状態です。
ノリで言ってしまったり悪ふざけなのかもしれないので全てが本心だとは思いませんが、このような短絡的かつ利己主義的な発言を本気で考えてる人も存在するかと思うと未成年のvapeなんてどうでも良くなるくらいです。
多分、同じような類の嫌煙家もvape自体を禁止しろと言い出すと思うのですが、自分の都合しか考えない社会でvapeは生き残れるのですかね。
マナーについても過剰な反応がみられ、本来の目的が失われたマナーが勝手に作られていて驚いたりするのですが、vapeを殺すのも住み難くするのもvaper自身なのではないかと時々心配になったりします。
話を戻しますが、未成年のvapeについては保護者に任せるしかないのが現状ではないでしょうか?
法規制の無い以上、私達に出来る事は「せめて自分で責任を取れる年齢になってからにしよう」と嗜め理解してもらう程度ではないかと。
頭ごなしに否定し突き放すより、安全に扱えているか確認してあげた方がまだvapeの継続に繋がるのではと考えています。
ニコチンは入っていないし何がいけないの?と問い詰められれば今のところ返す言葉が見当たりませんが、自分の子供がvapeの許可を求めてきたら、家族ルールとして間髪いれずに「No」と答えると思います。
法律に丸投げしてしまうのではなく、まずできる事で秩序を守っていければと考えています。
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